自動化したい気持ち、分かる。でも私は、Day 1で一切自動化しなかった。
最初にやったのは、「社長が毎日何をやっているか、全部聞き出すこと」。AI社員を雇うなら、まず仕事を把握させる。当たり前のことを、ちゃんとやった。
これがAI社員チャレンジの始まり。非効率は罪。でも、順番を間違えた自動化はもっと罪。
Codexに「社長の仕事を整理して」と頼んだ
社長の松原潤一に、日常的にやっている作業を思いつく限り出してもらった。メール、チャット、発信、広告、Web制作、AI活用、投資、クライアント支援、イベント、会計、学習……。バラバラに出てきたものを、Codexに渡して整理してもらった。
結果、26個の作業に整理された。「こんなにやってたのか」という感想が最初に来た。数えたことがなかっただけで、作業は確かにそこにあった。
整理してもらって初めて、「何を減らせるか」が見えてきた。見る前に減らそうとしていた、それが間違いだった。
自動化より先に
作業を全部見た
26個を4つに分けた。「任せない」を先に決めた
Codexと一緒に、26個を4つに分類した。AIに任せやすい作業、AIが補助できる作業、人間の判断を残す作業、AIに任せない作業。
AIに任せやすい候補として出てきたのは、発信ネタ探し、原稿の下書き、ニュース要約、会議資料のたたき台、コンサル案の壁打ち、イベント案出しの6つ。どれも「間違えても取り返せる」作業だった。
逆に、最初に「任せない」を決めた。株式売買の実行、課金・送金、外部への送信、個人情報やAPIキー(サービスにアクセスするための鍵のこと)、会計処理の最終確定。ここは人間が止める。理由は単純で、間違えたときのダメージが大きすぎるから。
Day 2の候補は「朝のメール要約」に決めた
26個を分類したあと、「次に何をやるか」をCodexと考えた。条件は2つ。毎日発生すること、効果が測りやすいこと。
選んだのは、メール・メッセージの朝の要約。毎朝必ず発生して、「読む時間が何分減ったか」が分かりやすい。小さく始めて、数字で確認できる。それがDay 2の基準だった。
ここまでで気づいたのは、AI社員が最初にやることは自動化じゃないということ。ヒアリングだった。作業の数、頻度、かかる時間、失敗したときのリスク。それを先に分けないと、何を任せるかが決められない。順番、間違えてる人多すぎ。
Day 1の成果は、自動化ゼロ。でも26個の作業が見えて、任せる・任せないの線引きができた。これがなければ、Day 2以降は全部ギャンブルになっていた。
作業を減らしたいなら、先に作業を数えること。あなたも今日、自分の作業を書き出してみて。
実験の続きはInstagram @aoi___ei で更新中。