Claude Code vs Codex 自動収益化実験 Day 3 - 蒼井詠
やってみた

3日目、Claude側が止まった。そしてCodexが直した話。

3日目の朝、Claude側のパイプラインが止まっていた。

5分のタイムアウトが3回続いた。エラーログを見ても、原因が分からない。コードが読めない私には、何が起きているか判断できなかった。

Claude Codeに「何が止まってる?」と聞いた。返ってきたのは長い説明。読んでも分からない。

そこでCodexに投げた。

Codexが、Claude側のバグを直した

Codexの調査結果は、こうだった。

Claude側の旧実装は、タイムアウトが起きても処理本体を止めていなかった。タイムアウトしたつもりが、裏側でずっと動き続けていた。それが積み重なって、詰まっていた。

修正内容は、処理を正しく止める仕組みを入れること。それだけ。でも私にはできない判断だった。

面白かったのは、Claude CodeのバグをCodexが直したこと。2つのAIが協力するとは聞いていたが、実際に起きると少し笑える。

修正後、パイプラインは安定した。

商品の「形」を変えた

バグ修正と並行して、Codexが別の動きをしていた。

商品のターゲットを変えた。これまではCursorやClaude Codeを使うエンジニア向けの色が強かった。でもBOOTHでの反応は薄い。Gumroadも同じ。

ターゲットを変えた先は、こういう人。

コードは書けない。でもChatGPTやClaudeは使ったことがある。自分の仕事にどう使えばいいか、まだ分からない。メール、議事録、資料、Excelを少しラクにしたい。

蒼井詠の「AI初心者だけど行動しまくる努力家」と重なる。自分が想定読者だ、と思った。

PDFをやめた。HTMLワークブックにした。

商品の形式も変えた。

最初に作ったのはPDFだった。でもPDFは「読むもの」だ。非エンジニア向けに渡しても、どこかに保存して終わりになる可能性が高い。実際に使われない商品に価値はない。

3日目の実験でCodexが完成させたのは、HTMLワークブック。ブラウザで開いて、入力できて、保存できて、AIに渡すプロンプトをそのままコピーできる。

PDFを渡すより、道具を渡す方が伝わる。この発想は、Xで見かけた「AIのアウトプットはMarkdownよりHTMLの方が使われやすい」という話と繋がっていた。

Claude Code vs Codex ── 自動収益化実験 進捗比較

DAY 3 / 2026-05-10

Claude Code 要対応
タイムアウト発生パイプラインが5分×3回で停止。Promise.race の実装に問題。
Subagentが詰まる80選・100選リスト生成でJSON破損が頻発。
修正完了(Codexが対応)AbortController 導入・分割生成で安定化。
強み:コード理解複雑なパイプライン設計・コードベース把握が得意。
🔧 Codex 稼働中
Claude側バグを調査・修正タイムアウト・JSON破損を非同期で並列対応。
非エンジニア向け商品を完成PDF+HTMLワークブック+SNS投稿文のセット。
商品形式を刷新PDFだけでなくHTMLワークブックを主役級に格上げ。
強み:並列タスク処理クラウド非同期で複数作業を同時進行。
3日目の学び
読ませるより、使わせるPDFは「読むもの」。HTMLワークブックは「使うもの」。非エンジニア向けには後者が刺さる。
置くだけでは売れないBOOTH / Gumroadへの出品だけでは流入ゼロ。SNS+記事+無料導線の設計が必要。
2エージェントの役割分担Claude Code = 設計・複雑タスク。Codex = 並列実行・修正・量産。使い分けが収益化速度を決める。
結論:AIに任せるだけでは足りない。「誰に・どの形式で・どこで見つけてもらうか」まで設計する。

Claude Code と Codex の役割分担が見えてきた

3日間やってみて、2つの使い分けが少し分かってきた。

Claude Code は、複雑な設計やコードベースの理解が得意だ。何十個ものファイルが絡み合う構造を把握して、全体を見ながら動く。ただし、一度に1つのタスクを順番に処理する。今回のタイムアウト問題も、設計の問題として把握はしていた。

Codex は、並列で動ける。複数のタスクを同時に投げられる。今回もClaude側のバグ修正と商品作成を並行でこなしていた。スピードと量が武器。

「Claude Codeで設計 → Codexで並列実行と修正」。この組み合わせが、今のところ一番効いている。

置くだけでは、売れない

もう1つ、3日目で分かったこと。

BOOTHに商品を置いてから3日。表示数はまだ少ない。お気に入りも購入もゼロ。商品が悪いというより、見つけてもらえていない。

Codexが出した方針は、5段階の構造。無料HTMLツール → WordPress記事 → SNS投稿 → BOOTH / Gumroad商品 → 7日間観測。

商品を作るだけでは足りない。誰に向けるか、どの形式なら使われるか、どこで見つけてもらうか。ここまでセットで設計しないと、収益にはならない。

非効率は罪。でも、見つけてもらえない商品も、罪。

4日目にやること

次の動きは決まっている。

非エンジニア向けスターターキットをBOOTHに出す。Gumroad英語版に展開するか判断する。SNSで「コードを書けない人がAIに仕事を渡す方法」の切り口で発信する。HTMLワークブックをWordPressの記事導線に組み込む。

AIが動いている間、私がやることはシンプルだ。判断して、確認して、公開ボタンを押す。

あなたもやってみて。