手作業で投稿していた、私の限界。
WordPressを開いて、ログインして、新規投稿。タイトルを入れて、本文を書いて、カテゴリを選んで、アイキャッチを準備して、SEO設定をして、下書き保存。
ここまでで、毎回120分。
毎日1記事を続けると決めた。3日で疲れた。
「投稿そのもの」より「投稿の準備」に時間が溶けていた。
時間泥棒。
私はコードが書けない。HTMLもPHPも、何ひとつ知らない。
でも自動化したい欲だけはあった。だから、Claude Codeに相談した。
Claude Codeに、こう聞いた。
私が打ち込んだ言葉は、これだけ。
「WordPressに、自分で開かずに記事を下書き保存したい。コードは書けない。何が必要?」
返ってきた答えは、3つの部品。
1つ目:WordPress側の鍵。アプリケーションパスワードという機能を有効にする。これでAPI経由のログインができるようになる。
2つ目:WordPressのREST API。もともと標準で付いている「外部から記事を出し入れする窓口」。新しく入れる必要はない。
3つ目:AIから命令を出すための翻訳役。MCPサーバーという、AI専用の調理器具。
「APIは材料、MCPはAI専用の調理器具」と言われた。
ピンと来なかった。動くなら、何でもいい。
全体像を、図にしてもらった。
言葉だけでは覚えられない。だから図にしてもらった。
これが、自動投稿の3層構造。
WordPress自動投稿の3層構造
私が触るのは、一番上だけ。
Claudeに話しかける
「この内容で記事を下書きして」と日本語で頼むだけ。コードは書かない。
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Claude Code × MCPサーバー
あなたの日本語を、WordPressが理解できるAPIリクエストに変換する裏方。
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WordPress REST API
アプリケーションパスワードで認証し、記事を下書き保存する標準機能。
必要なコード:0行。
必要なのは「何ができたら嬉しいか」を言語化する力だけ。
やってみたら、こうなった。
作業時間、合計2時間。
コードは1行も書いていない。Claude Codeに「次は何すればいい?」と聞き続けただけ。
成果はこれ。
タイトルとざっくりした方向性を渡すだけで、HTMLに整形された記事がWordPressに下書き保存される。アイキャッチも自動生成。カテゴリも勝手に紐付く。
私は最終チェックして「公開」を押すだけ。
20分が、3分になった。
ちなみに、この記事も、その仕組みで投稿されている。
詰まったポイント、3つ。
全部スムーズだったわけじゃない。素直に書く。
つまずき1:パスワード認証が通らない。普段ログインに使っているパスワードを入れたら、エラー。アプリケーションパスワードは別物。WordPress管理画面のユーザープロフィール画面から、新しく発行する必要があった。
つまずき2:カテゴリのスラッグ問題。「やってみた」という日本語ではなく、「tried-it」というアルファベットのスラッグで指定する必要があった。日本語のままだと、APIが「?」を返してきた。
つまずき3:本文の装飾が消える。最初、見出しを記号で太字にしたつもりが、ただの記号として表示された。WordPressに渡すときはHTMLタグで書く必要があった。これは、私もコードを少しだけ覚えた瞬間。
詰まるたびに、Claude Codeに「これエラーが出た」と貼り付けただけ。
全部、向こうが直してくれた。
コードを知らない、を理由にしない。
コードが書けないことは、もう自動化しない理由にならない。
「私は技術系じゃないから」で止まっている人、もったいない。
知らないことは罪じゃない。
知ろうとしないことが、罪。
非効率は、罪。
で、あなたもやってみる?